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元某省役人の日記
ターゲスト管理人・ミミ・ひろゆきと闘っています。(旧ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/targest_hanketu)
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今年の8月23日、私は土地家屋調査士試験を受験しました。

私はある予備校の答案練習(「模擬試験プラス解説講義」みたいなものです)の講座を受けており、毎回合格可能性がA~Eのランクで表示されるのですが、12回中いずれもA判定でした。

そして、ある程度の自信を持ちつつ試験に臨んだのです。

試験は100点満点です。

択一式の試験は一問につき2.5点という半端な配点です。

択一式20問(民法、不動産登記法、土地家屋調査士法)で50点
土地の書式(申請書と添付図面の作成)1問25点
建物の書式(申請書と添付図面の作成)1問25点。

そして、法務省から、試験の結果通知が郵送されました。

筆記試験合格点 70.5点以上
私の得点      69.0点

わずか1.5点の差で不合格。

100点満点中わずか1.5点でも負けてもらえません。

また来年です。

この試験の特徴は、ある程度の法的素養と数学の図形の性質や三角関数の知識があれば、合格レベルの学力を身につけるのはそれほど難しくないと思われますが、本試験で非常に受験生をパニックに陥れようとする裏をかいた問題が出題され、努力が報われにくいという点にあります。

特に難関は、土地の書式です。

例えば、未登記の土地の表題登記(以前「表示登記」と言われていた登記です)とか、土地の分筆の登記とかの申請書と添付図面を作成する問題です。

なかでも厄介なのは、問題中に測量の成果として国が設置した基準となる点からの角度とか距離が与えられていて、それを元に、境界点の座標値(数学で習ったX座標とY座標とで表される座標点です)を、図形の性質や三角関数の知識を用いて求め、さらに、それを元に、土地の面積を求める問題です。

まず、境界点の座標値を求めるには、数学的な「ヒラメキ」が要求されます。ヒラメかなかったら座標点が出ず、これに伴い、面積も求められず、図面もかけません。これでは0点です。25点がパーです。

私は、今年の場合、一部の座標点について、数学的にヒラメきませんでした。

とりあえず求めることができた座標値だけ記入し、あとは、問題文に与えられている角度や距離を元に、分度器や三角定規を駆使して図面をかけるだけ書きました。

しかし、あと1.5点粘り足らず、今年は終了しました。

また来年です。

長いです。

といいつつ、土地家屋調査士の試験が終わってから、グッタリとなりながらも行政書士試験の勉強を始めました。

行政書士試験の試験日は11月8日です。初受験です。果たして間に合うのか・・・・・?
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